こんな股関節痛はおまかせください!

☑じっとしていても脚のつけ根が痛い、しびれる
☑動き始め、歩き始めに脚のつけ根が痛む
☑そ径部からお尻にかけて重だるい痛みがある
☑寝返りをうつときに腰からお尻あたりが痛む
☑歩いているとだんだん太ももがあがりづらくなる
☑以前より歩幅がせまくなった
☑脚の長さが左右で大きく異なる
☑靴下が履きづらい、足の爪切りがしづらい
☑色々な治療を受けたのに改善しなかった
☑手術だけはしたくない

あんにょん鍼灸院は、指では触れられない深層筋へのはり治療で慢性的な股関節痛を改善します。

股関節痛の3大原因

股関節の重要な役割は、骨盤と共に体重を支えること、そして、歩く、立つ、しゃがむなど足の様々な運動です。この体重を支え、脚を動かすという役割により、股関節に異常が生じると、股関節周辺だけでなく、腰、お尻、そ径部、太ももの前、横、後ろ、膝など、様々な場所に痛みが出ます。その為、股関節の異常は他の病気と間違って診断をされることも珍しくありません。

代表的なものは「坐骨神経痛」です。
病院では坐骨神経痛は、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアが原因とされていますが、本当の原因は、梨状筋や外旋六筋(がいせんろっきん)などのお尻の筋肉が硬くなって神経を絞めつけているからです。
狭窄した脊柱管やヘルニアが神経を刺激しているのではなく、筋肉が神経を絞めつけているのです。

筋肉が原因である証拠に、関節痛の多くは、数週間あるいは数か月単位で痛みが軽くなったり、強くなったりを繰り返します。痛みが出たり出なかったりするのは、気温が暖かった、体を休めることができたなど、なんらかの理由で筋肉の柔軟性が一次的に回復したからです。もし骨格の構造的な問題であれば痛みは出続けるでしょう。しかし一時的に痛みが軽くなったからといって、関節の損傷が良くなったわけではありません。股関節痛を始め、腰痛、膝痛、首痛などの慢性的な痛みは、痛みが出たり消えたりを繰り返しながら病状は確実に進行していきます。

股関節痛の原因1.先天的な股関節の不全
変形性股関節症を発症する最大の要因は、「先天性股関節脱臼」や「寛骨臼形成不全症(かんこつきゅうけいせいふぜんしょう)」といった先天的な股関節の形成不全です。女性に多く発症すると言われています。これらの先天的な疾患のある方は、体重を支えるのに不利な状態にあるので、体重の増加や筋力の低下が起きると、大体骨骨頭と臼蓋(きゅうがい)がこすれ、軟骨がすり減って痛みや運動障害を引き起こす可能性が高くなります。痛みがひどい時は人工関節置換術が行われますが、予防策として股関節周辺の筋肉(お尻と太もも)を鍛えること、歩き方や靴の選び方を工夫することが必要です。

股関節痛の原因2.スポーツや日常生活での継続的な負荷
股関節の役割は、体重を支えることと、体重を支えながら歩く、走る、立つ、しゃがむなどの足の様々な運動を行うことです。なので、普通に日常生活を送っていても股関節には常に負担がかかっているのですが、スポーツはその負担がかなり大きなものになります。

股関節痛を招く代表的なスポーツは、サッカー、テニス、バレー、バスケット、ランニング、ゴルフなどがあります。片足立ちでのキック、速いスピードで走って来て急に止まる、ジャンプを繰り返す、踏ん張るといった動作を継続的に行うことで股関節が障害します。

日常生活では左右対称ではない動きや姿勢が股関節の負担になります。
脚を組む、片足に重心を置いて立つ、横座り、ぺたんこ座りなど。座りっぱなしも股関節周辺の血流が悪くなり痛みにつながります。。

股関節痛の原因3.筋力低下や悪い姿勢による骨盤、背骨のかたむき
筋力の低下による姿勢の乱れは痛みを招きます。特に抗重力筋と言われる、腹筋、大腿四頭筋、大殿筋、ハムストリングスなどの筋力が低下すると、体重を支えることができず、股関節や膝にかかる負担が大きくなります。また猫背や女性に多い反り腰などによる腰椎の過後傾や過前傾は、股関節を動かす筋肉にアンバランスを生むため、特定の筋肉に負担がかかり痛みの元となります。

股関節の痛みを増悪させる要因には、飲酒、過食、不規則な生活習慣、ストレス、睡眠不足、運動不足などがあります。

股関節痛の誤解

股関節痛の誤解① 注射&リハビリでいずれ良くなる

股関節に痛みが出るとまずは保存療法がとられます。注射や薬で痛みを遮断して、お尻や外転筋などの股関節周辺の筋肉をトレーニングで鍛えることで関節の負担を軽くするという考え方です。筋力強化は確かに関節の負担軽減にはなりますが、痛みの原因は緊張して硬くなっている筋肉です。それをゆるめずに、筋トレでさらに筋肉を緊張させるのは逆効果になるばかりか、関節の障害が進行する危険性さえあります。痛みを取るには筋肉の緊張を取るのが最優先です。

股関節痛痛の誤解② 運動して筋力を強化しましょう

筋力の強化は関節の負担を和らげる効果があります。しかし筋トレはどちらかというと「痛みの予防」の側面が強く、いま強い痛みが出ている人にはあまり効果は期待できません。それどころか、硬くなって痛みを発している筋肉のトレーニングは逆効果になりかねません。また荷重関節(体重を支える関節)である股関節は、寝て行う必要があるものが多く、自己流の筋トレは症状を悪化させるので注意が必要です。

股関節痛痛の誤解③ 手術で治る

人工股関節置換術は、軟骨損傷と関節変形が起こった時に行われます。痛みの治療としては最終的な治療です。人工関節に置換することで摩耗片による痛みは消失しますが、関節に負担がかかった原因(肥満、生活習慣など)を取りのぞかなければ、関節を支える筋肉の負担は軽減されることなく痛みは再発します。大切なのは体重を減らすこと、股関節の痛みをかばう為に崩れた姿勢を正すこと、関節に負担のかかる日常生活を見直すことです。

股関節痛の予防法

股関節痛の予防法① 関節に悪い習慣を止める

股関節は可動域の広い球状関節なので様々なストレスがかかります。特に股関節に負担が大きいのは、「同じ姿勢」と「踏ん張る姿勢」です。立つ、しゃがむ、歩くなどの日常動作も長時間になると股関節の負担となります。座り姿勢では横座りやペタンコ座り、正座やあぐら、脚を組んで座る姿勢もなるべく止めた方がいいです。重い荷物を持つ、立ったりしゃがんだりを繰り返す、赤ちゃんを抱いて長時間立つ、椅子に座りっぱなしも圧縮ストレスが関節にかかります。ちょこまかとよく動くことを心掛けましょう。

股関節痛の予防法② お尻と太ももの筋力をつける

股関節の運動に関連する筋肉は、腰、お尻、太もも、ふくらはぎとたくさんあります。その中で特に重要なのはお尻と太ももの筋肉です。この部分の筋肉が落ちると、姿勢を支えることができずバランスを崩してしまったり、脚の上げ下げが思うようにいかず転倒につながることもあります。お尻と太ももの筋力をつけるには、大股で歩くことが一番です。スクワットも効果的ですが、やり方によっては関節の負担になることもあるので注意しましょう。

股関節痛の予防法③ マッサージ&ストレッチ

筋肉は血行が悪くなると硬くなり、筋肉が硬くなると血管と神経を絞めつけ痛みを招きます。現代人は座っている時間が長いので股関節周辺の血行が悪くなりがちです。特にお尻の側面の深部にある筋肉(小殿筋、中殿筋)が硬い人が多いです。お尻の硬さは股関節痛だけでなく、腰痛にもつながるのでよくマッサージ&ストレッチをしましょう。自分でお尻をマッサージするにはテニスボールが効果的です。

当院の施術について

第1段階:痛みの除去(現場の問題を解決)
強い痛みを感じる場所には、トリガーポイント(発痛点)という痛覚神経が過敏になっているポイントがあります。そこをはりで直接刺激することで、活性化している痛み信号の遮断、交感神経の興奮抑制、血流の改善・増加を図ります。

トリガーポイントの周辺は必ず筋肉が過度に緊張(コリがある)しています。その筋肉のコリを、はりの刺激で一層一層深部まで溶かすようにほぐすしていきます。コリが取れることで、圧迫されていた血管と神経が解放され筋肉が柔軟性を取り戻します。

第3段階:筋バランスを整える(全体の問題を解決)
緊張した筋肉は関節の可動域を制限し、ひどくなると骨をひっぱって関節の変形を招きます。上半身と下半身、左右、前後の筋肉の偏りを確認しながら全身の筋バランスを整えます。施術と並行して姿勢や動き、ストレッチなどの指導をします。