こんな肩痛はおまかせください!

☑じっとしていても肩がジンジンと痛む
☑朝起きた時、腕と肩がに重だるいような痛みがある
☑上着を着る時ズキッと痛む
☑肩の痛みで眠れない、寝返りを打つことができない
☑腕の感覚が鈍い、力が入らない
☑二の腕から指先までしびれたような痛みがある
☑腕が上がらない、手を後ろに回すことができない
☑画像診断で異常はないのに痛い
☑鎮痛剤やブロック注射が効かない
☑色々な治療を受けたのに改善しなかった

あんにょん鍼灸院は、指では触れられない深層筋へのはり治療で慢性的な肩痛を改善します。

肩痛の3大原因

四十肩、五十肩、肩こりなど、肩に何らかの慢性症状を抱えている人は腰痛に次いで多数を占めています。肩には人体最大の可動域を持つ肩甲上腕関節(けんこうじょうわんかんせつ・いわゆる肩関節)を中心に6つの関節があり、肩と首・胸・背中をつなぐ多数の筋肉が関節の動きに関わっています。肩関節は大きな可動域を持っているものの、関節を構成するくぼんだ部分(関節窩かんせつか)が浅く小さいため安定性に乏しいため筋肉によって補強されています。

腕を使って活動することが多いヒトにとって、日常的に肩関節や肩周辺の筋肉にかかるストレスは多大です。また、姿勢の悪さから「巻き肩」などの関節のアライメント不良も起こりやすいことが、肩の慢性症状を訴える人の多さにつながっていると言えます。

肩痛の原因1.同じ姿勢(固まった姿勢)
運動器(動くことに関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称)を健康に保つための鉄則はとにかく「動かすこと」にあります。関節は動かさないとさびつき、筋肉は硬くなって血管や神経を締めつけて痛みを生みます。肩関節と同じ大きな可動域を持つ股関節は歩くことで関節や関節周辺の筋肉を動かすことは出来ますが、肩関節は意識して動かさなければ固まったままになってしまいます。デスクワークやスマホ操作の時間が長い人は特に注意が必要です。

肩痛の原因2.オーバーユース
オーバーユース(使いすぎ)には、スポーツ、労働、筋トレ、楽器演奏の4種類があります。どれも特定の筋肉を使いすぎることで起こる痛みです。筋肉を使う(緊張させる)と筋線維が微小に破壊されます。日常生活でも筋線維の破壊は起こりますが、激しいスポーツ、長時間の楽器演奏、反復する動きや重いものを持ち上げる労働、特定の筋肉に負荷をかける筋トレは破壊の度合いが強くなります。筋線維の修復は、通常24時間~48時間かけて徐々に行われるので、体を使いすぎたときは休息を取ることが必要です。休息をしっかり取らずに筋肉を使い続けると、組織の破壊が進み、なかなか治らない慢性痛へと移行します。

肩痛の原因3.筋力低下(そもそも筋肉が少ない)
筋肉はクルマでいうところのエンジンです。筋力が低下した高齢者、筋肉の少ない人が重い荷物を持ったり、同じ姿勢を続けるとたちまちオーバーユースになって筋肉に痛みが生じます。自分ではそんなに筋肉を酷使した覚えはないのに痛みがでるのは、自身が持っている力以上に筋肉を使っているからです。女性に肩こりが多いのは、じっとしている姿勢で体重の10%ある頭、両腕で体重の8%もある重さに肩が耐えられないからです。

痛みを増悪させる要因には、飲酒、過食、不規則な生活習慣、ストレス、睡眠不足、運動不足などがあります。

肩痛の誤解

肩痛の誤解① 腱板や関節包の炎症・損傷が原因

慢性腰痛と同様に慢性的な肩の痛みも画像ではみつけることのできない深部の筋肉や腱、靭帯の柔軟性と弾力性の低下が原因であることがほとんどです。オーバーユースや筋力低下によって生じた局所的な筋硬結は物理的刺激となって血液とリンパ液の循環不良を起こし、神経を刺激しつづけます。

肩痛の誤解② 手術で治る

腱板断裂や反復性肩関節脱臼の手術は骨格の構造を正常化しようとするもの。電気活動である痛みを無くす治療とは目的が異なります。痛みの多くは、使い過ぎ、同じ姿勢、心理的要因による筋肉の緊張が原因です。これらを理解せず手術を行っても数年後には再発、再手術となります。手術は外傷ですから新たなケガを負うことであることも忘れてはいけません。

肩痛の誤解③ 五十肩は安静にしなければいけない

五十肩は発症期→炎症期→拘縮期→回復期の4段階を経て症状が徐々に軽減していきます。かつては痛みが治まるまでは安静に、というのが定説でしたが、今は一番痛みが強くでる炎症期以外は多少痛くても腕を動かす方が早く治ることが解ってきています。痛いからといって動かさずにいると関節周辺の組織が癒着し、関節の可動域が著しく低下します。

肩痛の予防法

肩痛の予防法① 〇〇ぱなしを止める

肩の痛みを招く一番の原因は「同じ姿勢/固まった姿勢」です。長時間のPC操作、スマホを持ちっぱなしでネットサーフィンやゲーム、重いかばんの持ちっぱなしetc。キーボード操作のように指先を細かく動かすには、肩関節をがっちり固めて腕が動かないようにしなければいけない為、想像以上に肘と肩関節に負担がかかっていることをお忘れなく

肩痛の予防法② 脇をしめる

ヒトが体を動かすときは「てこの原理」が使われています。骨はてこであり、骨と骨の連結部 (関節) が支点、筋の付着部は力点、身体各部位の重心点は荷重点です。肩関節は片方約4㎏ある腕を動かす支点なので、荷重点はなるべく支点の近くにある方が力を優位に発揮でき負担が少ないです。PC操作、カバンを持つときは脇をしめることを心掛けましょう。

肩痛の予防法③ こまめに回してストレッチ

関節は自転車のチェーンと同じで動かしていないと錆びつき動かなくなります。肩関節はスポーツをしない人であれば可動域いっぱいに使用することはない関節です。かつてのように雑巾がけや布団の上げ下ろしをしなくなった現代では、自ら意識して肩関節を回したりストレッチをすることが必要です。

当院の施術について

第1段階:痛みの除去(現場の問題を解決)
強い痛みを感じる場所には、トリガーポイント(発痛点)という痛覚神経が過敏になっているポイントがあります。そこをはりで直接刺激することで、活性化している痛み信号の遮断、交感神経の興奮抑制、血流の改善・増加を図ります。

第2段階:柔軟性の回復(現場周辺の問題を解決)
トリガーポイントの周辺は必ず筋肉が過度に緊張(コリがある)しています。その筋肉のコリを、はりの刺激で一層一層深部まで溶かすようにほぐすしていきます。コリが取れることで、圧迫されていた血管と神経が解放され筋肉が柔軟性を取り戻します。

第3段階:筋バランスを整える(全体の問題を解決)
緊張した筋肉は関節の可動域を制限し、ひどくなると骨をひっぱって関節の変形を招きます。上半身と下半身、左右、前後の筋肉の偏りを確認しながら全身の筋バランスを整えます。施術と並行して姿勢や動き、ストレッチなどの指導をします。