concept

一人一人の違いを大切にしています

当院では、西洋医学の「解剖学」と「生理学」を基礎にして症状を診ていますが、東洋医学的な「病態」=患者さんの自覚症状や心身に現れる症状にも考慮しています。

ヒトの体は構造的には同じでも、動きのクセ、姿勢のクセ、考え方のクセがあります。またその時の生活環境や生活習慣によっても体の機能には様々な違いが現れます。そんな一人一人の違いを、症状をとらえる上での大切な視点にして、その方にあった施術とセルフケアの指導を提供しています。

施術ポリシー

心と体が動く
カラダづくり

取りのぞく

血管、神経、リンパ管の機能を阻害している筋肉の緊張(コリ)を「深層筋鍼法(しんそうきんしんぽう)」という独自のはりの技術で取りのぞきます。血液、神経伝達物質、リンパ液の流れが良くなれば、体はあなたが本来持っている治癒力を最大限に発揮してくれます。

巡らせる

コリがあることで停滞していた老廃物を流すとともに、血液、神経伝達物質、リンパ液が体の隅々まで流れるようにします。具体的には、血液の元をつくる「腸のマッサージ」、第二の心臓と言われる「ふくらはぎ」のマッサージ、筋肉をスムースに動かす「筋膜リリース」です。

持続させる

深層筋のコリを取りのぞき、血液、神経伝達物質、リンパ液が体の隅々まで巡るようになった『良い状態の体』を持続させるためのセルフケアを指導します。重力に対して負担が少ない姿勢、動き方に加え、自律神経の働きを安定させる日常生活の知恵などをお伝えします。

施術の特徴

体を部分ではなく、筋膜のつながりでとらえています

当院ではコリを部分の問題ではなく、全身を覆う筋膜(筋肉)のひずみと考えています。筋膜は個々の筋肉を覆っていると同時に、すべての器官,神経、内臓などを覆って連結している人体の張力ネットワークです。この筋膜のバランスが良ければ、部分に過剰な負担がかかることはなく、血液、神経(感覚神経、運動神経、自律神経)、リンパ液の流れもスムースになります。

「触れる」というアナログな情報収集にこだわっています

東洋医学と西洋医学の最大の違いは「触れること」にあります。西洋医学では体の異常をすべて数値で把握しますが、東洋医学では施術者の手の感覚を頼りに、皮膚の温度や張り、筋肉や内臓の緊張状態などで体の状態を把握します。筋肉の緊張(コリ)は画像では見つけることができません。患者様の状態を把握するには「ヒトの鋭敏な手の感覚」が一番です。

はりを筋肉の内視鏡のように使うオリジナルな施術をしています

当院のはり治療は、私のはりの先生である角谷敏宣先生が考案した「深層筋鍼法(しんそうきんしんぽう)」を元にしています。『深層筋鍼法』は、①繊細な日本の鍼を使用するため身体への負担が少い ②はりが体に入る時の痛みがない ③深層の筋膜と筋膜、筋膜と骨膜のゆ着を取れる ④脊髄反射をおこし、体を瞬時に変化させることができる優れた技術です。

その方にあったセルフケアの指導を行い再発を防ぎます

コリの多くは継続的な外力(悪い姿勢や同じ姿勢、筋肉の酷使)によって筋の緊張状態が高まることで生じます。はり治療は筋の緊張状態を解消することはできますが、筋肉を柔軟に保つこと、筋力をつけること、正しい姿勢を維持させることは出来ません。当院では早期改善と再発防止に向け、日常生活や職場で簡単にできるセルフケアの指導をしています。

当院のはり治療(深層筋鍼法)をご紹介します