こんな首痛でお悩みですか?
✔ 首と頭の境目がつまっている感じがする
✔ 後頭部が後ろに強く引っ張られる
✔ 首の前側がパンパンに張る
✔ 首から腕にかけてしびれて痛い
✔ 首だけで後ろを振り向けない
✔ 首の痛みと頭痛がずっと続いている
✔ 首こりがひどくて吐き気がする
✔ 首が痛くて眠れない
あんにょん鍼灸院では、これらの症状が骨や関節周辺にある体の深部の筋肉(深層筋)に生じたコリ、筋膜のゆ着によるものと考えています。当院独自のはり治療とセルフケアの指導で、首痛の早期改善はもちろん、再発を防止する体づくりを提供しています。
▶頚椎椎間板ヘルニア
▶頚椎症
▶頚椎症性神経根症
▶頚椎症性脊髄症
▶斜頚
首の構造と役割
![](https://sinsokin-hari.com/cms/wp-content/uploads/2024/05/neckpain_1000.jpg)
首は複雑な構造で、頭部を支え、動かし、喉を通したコミュニケーション、呼吸、嚥下(えんげ:食べ物の飲み込み)、頭部と体をつなぐ重要な血管や神経の収容といった、さまざまな重要な機能を担っています。
首の構造
骨:首は、背骨(脊柱)の上部を形成する 7 つの骨(椎骨)で構成されています。首の骨は、背骨を構成する他の部分の骨に比べて小さく、柔軟性があります。
筋肉:首には頭部の動きと安定性を担う多数の筋肉があります。代表的な筋肉には、胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋、広頚筋などがあります。
血管:頚動脈や頚静脈などの主要な血管が首を通り、脳に血液を供給しています。
神経:呼吸、嚥下、肩や首の動きなどのさまざまな機能を制御する神経が首を通っています。特に迷走神経(自律神経)は首に密集しています。
首の機能
サポートと可動性:首は頭の重さを支え、前後、左右、回転などさまざまな方向に頭を動かします。
保護:首は脳の延長である脊髄と、そこを通る血管や神経を保護します。
コミュニケーション:首には、喉頭 (発声器) や声帯など、発声に関係する重要な構造があります。
呼吸:首には気管があり、呼吸中に空気が肺に出入りできるようにしています。
嚥下:首の筋肉は、口から食道への食物や液体の移動を伴う嚥下の複雑なプロセスを促進しています。
血液循環:頚動脈は、酸素を豊富に含んだ血液を脳やその他の重要な臓器に供給し、頚静脈で酸素を失った血液を心臓に戻します。
首痛の原因
首の痛みには「筋肉による痛み」と「神経による痛み」があります。
「筋肉による痛み」は、筋肉の状態が悪くなったことで生じます。この痛みは、その時の筋肉の状態により変化します。朝起きた時に痛い、夕方から痛くなるといったように、痛くなったり痛くなくなったりするのが特徴です。
「神経による痛み」は、神経自体が損傷した痛みです。痛みを感知する神経自体が傷ついているので、ずっと痛いです。痛みもズキズキとした灼熱感を伴う強烈な痛みになります。痛みと筋力の低下が特徴です。
首痛の8割は筋肉が原因
筋肉は引っ張られた状態が続くと緊張が高まります(硬い、張っている、こっている状態)。
筋肉の緊張が高まると、筋肉を覆っている筋膜の内圧が上がり、筋肉の中を通っている血管が圧迫さて血流が低下します。血流の低下は、発痛物質の産生・停滞を招き、筋肉内で化学反応が生じることで神経が刺激され痛みになります。
![](https://sinsokin-hari.com/cms/wp-content/uploads/2024/05/process_n-1024x625.jpg)
悪い姿勢、無理な姿勢は過度に引っ張られる場所(筋肉)が出てくるので、筋緊張が高まりやすくなります。また、同じ姿勢は、筋肉がこう着状態になっているので、引っ張られた時と同様に筋膜の内圧が上昇しています。
筋膜の内圧が上がり、痛みを感知するセンサーが刺激され続けると、その刺激は隣りの筋肉、そのまた隣の筋肉へと伝播していきます。
そうして、筋の緊張は、その硬さと、範囲、深度を増して、なかなか消えない痛みになっていきます。
![](http://sinsokin-hari.com/cms/wp-content/uploads/2024/01/あんにょんHPイラスト-1024x717.jpeg)
筋膜の異常(ねじれ・ゆ着)と首痛
筋緊張は、最初は体を動かす大きな筋肉(表層筋)におこります。いわゆる筋疲労です。
表層筋に起きた筋緊張が解消されないままになると、徐々に、骨や関節周辺にある筋肉(深層筋)へと緊張は広がっていきます。
深層筋の緊張状態は、関節の動きを悪くするため、筋肉のさらなる循環障害を招きます。その結果、筋膜の異常(ねじれ・ゆ着)が発生します。この筋膜のねじれやゆ着が「ぎっくり首」の原因と言われています。
ゆ着には「筋膜と筋膜のゆ着」と「筋膜と骨膜」があります。
ゆ着を起こした筋膜には『トリガーポイント(痛みの引き金)』という触ると痛みを誘発するポイントが発生しています。
トリガーポイントとは、侵害受容器(痛みを感じるセンサー)が過敏になった部位のことで、このトリガーポイントが侵害刺激となって生じる痛み、それを『筋筋膜性疼痛症候群』といいます。筋筋膜性疼痛症候群の中で、首に生じたものは『頚性神経筋疼痛症候群』と名付けられています。
筋膜のねじれやゆ着は、マッサージ、整体、電器機器といった体の外から行う施術では解消が困難です。
![](http://sinsokin-hari.com/cms/wp-content/uploads/2024/02/26213532_m-e1708074121266.jpg)
筋膜の異常が生じる要因
筋筋膜性疼痛症候群による首痛は、多くの場合、以下に挙げる複数の要因の組み合わせによって起こります。
1.一過性の外力:大きな力が急激に体にかかる
例)交通事故、スポーツでの衝突、転倒、ムチウチ、寝違え、打撲、外科手術など。
※これらの後遺症が数年後に痛みとなって出ることがあります。
2.継続的な外力:同じ力が特定の筋肉に繰り返しかかる
例)悪い姿勢、脚長差による体軸のズレ、骨格の非対称による動きの軸のズレ、長時間の同一姿勢(スマホやパソコン操作、立ち仕事、座り仕事)、同じ動きの反復(検品、下を向く作業)、不正咬合、喰いしばり、肉体の酷使(腕を使う労働)、過度な筋トレなど
3.精神的ストレス:怒り、経済的不安、健康不安、家族関係、社会的孤立など
4.筋肉の量と質の低下:老化、運動不足で外力(重力)に対応できなくなる
5.栄養不良:栄養のアンバランス、欠乏が筋肉や筋膜の異常を招く
痛みを増悪させる要因として、飲酒、過食、不規則な生活習慣、ストレス、睡眠不足、運動不足などがあります。
人体は複雑な折り紙のように筋膜によってつながっています。
痛みが出ている場所だけでなく、全体をひとつのまとまりとして痛みの原因を探すことが必要です。
筋肉の状態が悪化するステージ
当院では、筋肉が悪化していくステージがあると考えています。
ステージ事に現れる症状は異なるので、症状を早期に改善させるには、そのステージに合った施術を受けることが重要です。
![](https://sinsokin-hari.com/cms/wp-content/uploads/2024/05/stage_n.jpg)
Stage0 | 健康な筋肉。酸素と栄養が十分で柔軟性と弾力性がある。 |
Stage1 | 軽度の血流不全。筋肉にコリや張りを感じても数日で自己回復が可能。 |
Stage2 | 中程度の血流不全。コリを常に感じ時々痛む。自己回復が難しくなる。 |
Stage3 | 重度の血流不全。慢性的な痛みやしびれ。関節の動きが制限される。 |
Stage4 | 最重度の血流不全。神経障害による強い痛み。関節に変形が生じる。 |
当院の首痛の施術
あんにょん鍼灸院では、『深層筋・筋膜セラピー』という、オリジナルのトリガーポイント鍼療法(はりりょうほう)を使った施術を行っています。
トリガーポイント鍼療法では以下のような効果が期待できます。
- 痛みの活動電位が治まる
- 筋肉の緊張が解ける
- 交感神経の緊張を解き、局所の血流を改善する
- 発痛物質の産生・停滞を抑える
当院の施術のポイント
![](http://sinsokin-hari.com/cms/wp-content/uploads/2024/02/AdobeStock_558577120-1024x576.jpeg)
1.トリガーポイントを確実に解消
お客様に動いていただいたり、体をストレッチさせて、トリガーポイントを正確に探して解消します。これにより、痛み信号の遮断、交感神経の興奮抑制、血流の改善・増加を図ります。
2.柔軟性と弾力性の回復
硬くなっている筋肉を、はりでマッサージするようにほぐすしていき、血管の圧迫を解消します。血流が回復することで、発痛物質の産生が低下、流されることで、筋肉が本来の柔軟性と弾力性を回復します。
![](http://sinsokin-hari.com/cms/wp-content/uploads/2024/02/AdobeStock_531076395-1024x576.jpeg)
![](http://sinsokin-hari.com/cms/wp-content/uploads/2024/02/AdobeStock_317721878-1024x683.jpeg)
3.筋バランスの調整とセルフケア
症状のある筋肉を改善するだけでなく、上半身と下半身、左右、前後といった全身の筋バランスを整えます。
施術後の良い状態が保てるよう、姿勢や動き、ストレッチなどの指導をします。
人体は複雑な折り紙のように筋膜によってつながっています。
痛みが出ている場所だけでなく、全体をひとつのまとまりとして痛みの原因を探すことが必要です。
あんにょん鍼灸院からのメッセージ
筋肉はどんなに状態が悪くなっても、血流をちゃんと改善させることができれば、痛みは消え、筋肉が本来持っている弾力性と柔軟性を取り戻すことができます。
- 病院での治療を長く続けているのに痛みが消えない
- ブロック注射が効かない
- 医者にもう治らないと言われた
- どんな治療をしてもダメだったのであきらめている
- 手術をしたのに痛みが再発した
このようなお悩みをお持ちの方は、是非あんにょん鍼灸院に相談ください。
必ずあなたのお力になります。